とやまの日献立
今日の給食は、富山県の郷土料理を取り入れた”とやまの日献立”です。
”ふくらぎのゆずみそがけ”、”お酢合い”、”ジャガイモのそぼろ煮”というメニューです。
野菜やひき肉の旨味がよく沁み込んだ”ジャガイモのそぼろ煮”は、口の中でほどよく崩れるやわらかさです。
ふくらぎにかかった”ゆずみそ”は、給食室でゆずの皮をすりおろし味噌と調合した自家製で、豊かなゆずの香りが立って、ふっくらと焼きあがったふくらぎとよく合います。
酸味が抑えられ、甘めに味付けられた”お酢合い”は、子供たちにも食べやすい一品です。
”お酢合い(おすわい)”は、多くの富山県民に慣れ親しまれている甘酢の和え物です。
他の県で言うならば、なますに近い料理と言われます。
正月のおせち料理の定番で、ハレの日やお祝いの席、仏事の際にも作られる特別な日の料理です。
その一方で、普段からおかずの一品として食卓に登場する日常食でもあります。
基本的な材料は、千切りにしたダイコンとニンジンですが、旬の野菜や手持ちの食材も加えるため…
季節感はもちろん、それぞれの家庭や地域の特色が反映されやすく、おふくろの味とも言われます。
郷土の味に、今日も”グーサイン”が出ました!
「おいしかったです!ごちそうさまでした!」
子供たちは、調理員さんに感謝を伝え、満足して教室に戻っていきます。