藤井友里子選手のボッチャ教室
高志支援学校高等部こまどり分教室主催の「ボッチャ教室」が行われます。
講師は、ボッチャ日本代表チーム「火の玉ジャパン」の 藤井友里子 選手です。
藤井選手は、2016年リオデジャネイロパラリンピックで団体銀メダル、2021年東京パラリンピックで団体銅メダルを獲得している富山県魚津市出身のアスリートです。
2024年パリパラリンピックでも、個人で5位に入賞しておられます。
最初にその活躍を支える”得意技”を披露していただきます。
”得意技”である”ロービング”は、コート上を転がさないように投球して直接ねらったボールに当てる技です。
手前にボールがあってとどかないが、あのボールさえ動けば形勢逆転!という時に繰り出す技です。
ジャックボールに接触している青ボールをはじき飛ばすねらい通りの投球に、子供たちも先生も大興奮!
次は、質問コーナーです。
この日のために、子供たちは聴きたい質問を考えてきました。
「ボッチャ以外に好きなスポーツは何ですか?」
「どうすれば、うまく当てられますか?」
子供たちの素朴な質問に、藤井選手は、一つ一つ丁寧に答えてくださいました。
いよいよチームに分かれて、ボッチャの対戦を行います。
子供たちは、ボッチャのルールに従い、代わる代わる投球を行います。
立った状態で高い位置からジャックボールめがけて…
ランプの角度を調整してスピードをコントロール…
特製のリングを引いてボールをリリース…
投球前に先生と作戦タイムをして慎重に…
ラインを見定めランプの方向を微妙に修正…
子供たちは、思い思いの投球方法でゲームを楽しみます。
藤井選手も、熱心にアドバイスを送ります。
試合終了後は、みんなでの記念撮影です。
快く応じてくださり…
なんと!本物の銀メダル、銅メダルも見せていただきました。
子供たちは、ピカピカのメダルを触ったり、ずっしりと重いメダルを首にかけたりして大喜び。
最後に、児童生徒代表がお礼の言葉を伝えます。
地元富山のメダリストに教えをいただいたことは、きっと忘れることができないでしょう。
終わりのあいさつを終えて、握手をしたり…
グータッチをしたりして、体育館を後にしました。
子供たちにとっては、ボッチャを楽しむとともに、大きな希望と勇気をいただいた時間となりました。
ご指導いただきました藤井選手に、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。