［中学部］中１・２・３学級校外学習

中１学級、中２学級、中３学級が、合同で高岡万葉歴史館に校外学習に出かけます。

万葉集は、奈良時代末（770〜782年）ごろに大伴家持（おおとものやかもち）がまとめたとされる全２０巻からなる現存する最古の歌集と言われています。

大伴家持が２９歳の年の天平１８年（西暦７４６年）に越中守に任じられ、天平勝宝３年（西暦７５１年）に帰京するまでの５年間、越中国に在任しました。

越中国を離れ都へと旅立つ前夜、餞別の宴で詠んだ歌が…

「しなざかる　越（こし）に五年（いつとせ）　住み住みて　立ち別れまく　惜しき宵かも」

越の国に五年間住み続けて、立ち別れるのが名残り惜しい夜である…と歌っています。

大型スクリーンに映し出された没入感のあるプロジェクションマッピングで、「大伴家持と越中万葉の世界」に浸ります。

万葉仮名を使った”栞づくり”も楽しみます。

館内をゆったりと見学し、越中国を愛した大伴家持の思いに触れることができました。