小学部
[小学部]音楽「あめふりくまのこ」
「♪おやまにあめがふりました~」で始まる童謡「あめふりくまのこ」は、1962年(昭和37年)にNHKで初めて放送され、世に広がった名曲です。
歌詞には、雨が降ってできた小川をのぞき込んだり、小川の水を飲んだりする熊の子の愛らしい姿が描かれおり、子供たちも大好きな曲です。
昨日の県内は大雨でしたが、今日は青空が広がっています。
歌詞のようにやさしく降りだした雨を想像しながら”レインスティック”を鳴らしてみます。
”レインスティック”は、アフリカが発祥と言われる伝統的な民族楽器で、乾燥した筒状のサボテンの内部に、サボテンのとげや針などをらせん状に差し込み、そこに小さな石や豆、種を入れて作ります。
本校の”レインスティック”は、ラップの芯にセロファンを巻き、中に小豆や米粒を入れた教員の手づくりです。
子供たちが握りやすく扱いやすい、長さと重さに仕上げられています。
雨乞いの儀式に使われたと言われる”レインスティック”は、ゆっくり傾けると「シャー……」と雨音や波音に似た音を奏でます。
森を潤すように降る雨をイメージしながら、「あめふりくまのこ」の世界をたっぷり味わいました。