木製のプレートに青貝が貼り付けられました。
伝統工芸士の先生といっしょに、黒のカシュー塗料を塗ります。
カシュー塗料は、カシューナッツの殻から抽出される液を蒸留精製したものを主原料とした塗料です。
漆(うるし)に比べ紫外線にも強いことから、現在の神社仏閣の外部塗装に使われることも多いと言います。
今回は、このカシュ―塗料を薄く均一に塗っていきます。
垂れないように中心から端に向かって、ハケを動かすことが大切です。
真っ黒になりきれいな貝細工が見えなくなってしまいました。
しかし、ご安心ください。
カシュ―塗料の乾きを待って…
次回、”貝むき”と”砥ぎ”の工程を行うことで、きれいな青貝のプレートが仕上がる予定です。