”ものづくり・デザイン科”は、伝統工芸の街、高岡市独自の教科です。
小学5年・6年、中学1年の3年間で、漆器や銅器等について、調べたり、見学したり、体験したり、発表したりしながら、高岡市の伝統産業について学んでいきます。
今年度の実習では、漆器の伝統工芸士の先生をお迎えして、青貝のプレートづくりに挑戦します。
まずは、事前に考えておいた図案を基に、青貝にパーツを写し取っていきます。
どうやら…月光に輝く2本の剣がデザインされているようです。
次に、ニードル(針)を使って、パーツの形に青貝を切り出します。
伝統工芸士の先生にお手本を示してもらった後…
自分で、細かなパーツを一つ一つ切り出していきます。
これが、なかなか集中力が必要な繊細な作業です。
実習は、まだまだ続きます。
細かな作業に苦労しながらも、伝統を受け継ぐことの大切さを学んでいきます。