四季
バラのように…
前庭では、バラが見ごろを迎えています。
淡いピンクのものや…
クリーム色のもの、白にほんのり赤みが差したものなど…
幾重にも重なった花びらはとてもきれいです。
しかし…「美しいものにはトゲがある」
トゲは、一般的には、草食動物に食べられないように葉や枝が変化したものだと言われています。
触るとかなり痛いことから、防御としての役割はありますが、下を向いている理由にはなりません。
下を向いたトゲは、周りの樹木などに引っ掛けて、自分自身を支えるための「バラの手」とも言われています。
バラの「原種」と呼ばれるものは、ほとんどが「つる性」だそうです。
「つる性」の植物は自立こそできませんが、周囲の力を借りて、高く伸び立派な花を咲かせます。
次のつぼみも控えています。
「手」を伸ばして、頼るべきところは周囲に頼って、美しい花を咲かせてほしいと願っています。